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日本一運のいい女ー新皇后の肖像 30

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  2000年1月1日 朝日新聞

「天皇ご一家忙しい年に・本社に抗議・意見390件・雅子様懐妊の情報について」

 

 週刊ポスト 2000年1月6・13日号

「緊急取材・雅子妃流産」

 女性自身2000年1月18・25日号

「ご懐妊7週間全ドラマ雅子様(36)負けないで!励まし特集「雅子様大丈夫です」繋留流産を乗り越えて出産した私」

 女性セブン 2000年1月20日号

「悲しみの流産!皇太子ご夫妻からお言葉を消した先走り報道の罪 皇太子妃雅子様(36)閉ざされたお心」

 週刊現代 2000年1月29日号

「ザ・スクープ10連発慶大学教授「雅子妃流産」で産婦人科医が宮内庁を大批判

 週刊女性 2000年2月15日号

「雅子様小和田家と緊急家族会議」

 2000年2月7日 皇太子誕生日用写真を撮影する皇太子夫妻

 2000年2月9日 8日から静岡県長泉町駿河平のスルガ銀行VIP施設「ヴィラ・ジー・アール」で異例の静養。9日には旧沼津御用邸訪問

 週刊新潮 2000年2月24日号

「手術以来、初めて公の場に」「雅子妃流産後初の静養先スルガ銀行VIP施設」

「何故御用邸以外で異例の静養になったのか、その理由↓
「…実は雅子妃は御用邸が好きでない。そこで宮内庁は、東京から近くて温暖な静岡県に、いい場所がないかと打診しました。一般の宿泊施設は他の宿泊客がいて警備上問題があるので、県はこの“迎賓館”(=スルガ銀行オーナー別荘の地元呼称)を推薦。後半は葉山の御用邸に移ることにし、迎賓館への5日間のご滞在が決まったのです」by さる皇室記者

 

 週刊新潮 2000年3月13日号

「雅子妃殿下がご静養されたスルガ銀行「巨大迎賓館」

 女性セブン 2000年3月16日号

「追求スクープ!雅子様ご成婚の振袖売買事件 値段は500万円 前代未聞の重大事に宮内庁も緊急調査」

 2000年3月13日 上野でオランダ王室コレクションを鑑賞

 週刊女性 2000年3月14日号

「皇太子さまご懐妊報道批判の真意」

 2000年3月25日 葉山御用邸で静養

 2000年3月29日 東京ドームにて大リーグ観戦

 2000年4月10日 ハンガリー大統領夫妻歓迎宮中晩さん会

 2000年4月24日 日蘭交流400年記念式典の為に来日したウィレム・アレキサンダー皇太子と

 2000年4月27日 春の園遊会

 FRIDAY2000年5月4日号

「総力取材宮内庁長官交代と医師団メンバーの変化 雅子妃懐妊の可能性発表までの全舞台裏」

 2000年5月10日 全国赤十字大会

 2000年5月17日 屋久島で登山

  2000年5月18日 屋久島世界自然遺産会議 出席

 週刊新潮 2000年6月8日号

「雅子妃妊娠どころかゴーゴーダンス熱狂」

・東京ローンテニスのパーティへ

・皇太子にローストビーフをとらせたり ゴーゴーダンスに熱狂したり

 来日したヨルダンのハムザ・ビン・アル・フセイン皇太子を東宮御所でお出迎え

 

 2000年6月15日 香淳皇后危篤に知らせにかけつける

  週刊文春2000年8月3日号

「蔵出し特集・嘘みたいな本当の話 宮内記者会が問い詰めた雅子妃「皇太后さま斂葬の儀」欠席の理由

雅子妃が、皇太后のご本葬にあたる「斂葬の儀」を欠席された――。
 宮内庁の古川清・東宮大夫が発表した欠席の理由は、
「雅子さまは暑さが続いて疲れがたまり、夏バテのような状態。お体を大切にしていただくという見地から、お取り止めになった」
 というもの。しかし、皇太子妃が夏バテ程度で、国内外の要人も多く参列する、大喪の儀のなかでも重要な儀式を欠席されることがありうるのか。
 この前代未聞の事態に、宮内庁担当記者たちは、古川・東宮大夫の会見に押し寄せると、次々と質問を浴びせた。
――ご懐妊の予定は?
「昨年末のようなことが今回の背景にあることは全くない。想像を逞しくしないでいただきたい」
――雅子さまのご様子は?
「普段の生活はいたってお静かであり、変化はない」
 実はこの数日前にも、宮内庁記者会と東宮とは、雅子日の予定を巡って、厳しいやりとりをしている。
 それは八月二十三日、佐賀県で開催される「全国農業青年交換大会」。この大会には、例年必ず皇太子夫妻が揃って臨席]されるのだが、今年に限って、雅子妃は同行されないとの発表があったのだ。
 しかし一方で、八月一日の高校総体(岐阜)には両殿下ともいらっしゃるという。なぜ、先の二十三日の日程だけ取り止めなのか。
 それに対して宮内庁は、雅子妃ご欠席の理由を、「オフレコなら話す」と強弁したのである。
「我々が『公務に関することをオフレコとは何事だ』と詰め寄ったところ、『方針転換だ』ということでした。これからは、何よりも雅子妃の体調を優先して、必ずしも公務に同行されない方針に変わったんだ、という理解をしました」(宮内庁担当記者)
 ご成婚から七年。昨年末の不幸な出来事を乗り越え、いよいよご懐妊に向けての準備を整えようとしていらっしゃるのだろうか。
 確かにここにきて、
「特に、皇太后の逝去後は、服喪期間のため、音楽会などの外出はすべて取り止め。宮伺候のため、皇太后の棺が安置されている宮殿との間を行き来されるだけの日々です。皇太子殿下と、赤坂御所を散策するのも控えざるをえない雰囲気ですから、ストレスも溜まっていらっしゃるのでしょうね」(同前)
 しかし、事態はそう単純ではなさそうである。宮内庁関係者が重い口を開いた。
「雅子妃はこのところ、ご気分が沈みがちでお部屋にこもりがちという状態なんです。原因はわかりませんが、七月に入ってから特にお疲れの様子です。昔、美智子さまが第二子を流産し、心身ともに疲れ果てこもりがちになられたり、言葉を失われた時期がありましたが、まさに、あれぐらい深刻な状況なんです。
 食欲もおありにならない、食事を摂らないこともままおありで、部屋からお出になろうとしない。可愛がっておられる二匹の犬の、散歩すらされない日があります」
 その根底には、雅子妃の根強い不信感があるという。
 宮内庁関係者が続ける。
「雅子妃は、医者はもちろん医療関係者の相談もお受けにならない。昨年のご懐妊騒動以後は、宮内庁はじめ、身近なお世話係にまで不信感を抱かれていて、皇太子さまだけを頼られている有り様です。
 一体どうしたら良いのか、宮内庁も頭が痛いんです。何しろ、お声をかけても返事をされないこともしばしば。このままだと、ご夫妻で孤立されてしまいそうで心配です」
 いまや鎌倉節・宮内庁長官まで、「八月までご公務を休まれても仕方ない」と口にするほどだという。
 宮内庁御用掛の坂元正一・東大名誉教授(愛育病院センター所長)は、
「侍医がどう診断したかは聞いていませんが、最も責任ある神事を休むときに『夏バテ』と発表した、東宮大夫の判断もおかしいのではないでしょうか。記者が国民の耳となって尋ねているのに、『夏バテ』程度の説明では、雅子さまはそんなにお弱かったのか、山は登れても葬儀は欠席するのか、と批判されたらどうするのか」
 と、東宮職の姿勢に疑問を投げかける。
 岸田英夫氏(朝日新聞社友・元宮内記者委員)も、こう語る。
「宮内庁が、メディアとの信頼関係をきちんと築き上げられないと、いざご懐妊というときに、安定期に入るまでは報道を控えるといった紳士協定も結べない。昨年末の愚かな騒ぎを繰り返してはならないのです」
 雅子妃が周囲への信頼感を取り戻し、再び公務に戻られる日はいつになるか――。

  週刊文春2000年8月10日号

「Catch UP 雅子様ショートカットで笑顔満面少しお痩せになられましたか

雅子妃本当に夏バテ?で記者奔走

 写真は七月三十一日、東京駅の新幹線ホームでの皇太子殿下(40)と雅子さま(36)。

おふたりは、全国高校総体の開会式に臨席するため岐阜県に出発した。
 ショートカットにされた雅子さまは、グレーノスーツにヒールの低い靴を履いていた。

心なしか痩せられた様子だったが、雅子スマイルはいつもの明るい表情だった。
 雅子さまは、二十五日の「斂葬の儀」を疲労のために欠席し、心配されていた。「東宮大夫が、『夏バテのような状態。お身体を大切にしていただくという見地から、お取り止めになった』と、『斂葬の儀』の前日発表したんです。夏バテで最重要な儀式を欠席するのは、余程のこと。ご懐妊の可能性を含めて、取材しましたが、真相は謎のままです」(宮内庁担当記者)
 昨年末の入院以来、宮内庁は雅子さまのスケジュールに神経質になっているという。
 猛暑のなか、雅子さまのもとにコウノトリが飛んできたのならば喜ばしいのだが。

 岐阜のインターハイ開会式に向かう皇太子夫妻のお姿を捉えようと、カメラマンと記者がつめかけたのだ。
「雅子さま~」の歓声が響くなか、「下がって」と叫ぶ警備担当者。「押すな押すな」と脚立から落ちるカメラマンまで現れる始末。
「東京駅にこんなに記者が殺到するのは、異例の事態。普段は、女性週刊誌や皇室番組をもつテレビ局くらいです」(女性週刊誌記者)

 なにしろ、一週間前の二十五日、雅子妃は、皇太后の本葬にあたる「斂葬の儀」を欠席された。これは、ベテラン皇室記者が「ありえないことが起きた」と思わず漏らしたほど前代未聞の事態。
 古川清東宮大夫は、欠席理由を「暑さが続いて疲れがたまり、夏バテのような状態」と説明し、ご懐妊の可能性を否定したが、「夏バテ」で済ませていい問題なのだろうか。

 小誌は先週号で、宮内庁関係者のこんな証言を伝えた。
「雅子さまはお部屋にこもりがちで、お声をかけても返事もされないこともしばしば。昔、美智子さまが心身ともに疲れ果てて長い静養をされたことがありました。それに近いくらい深刻な状況なんです」

 宮内庁の最高幹部も「八月中はご公務を休まれても仕方ない」と、口にしたというほどだったから、
「斂葬の儀欠席後の記者会見で、『岐阜のインターハイは、雅子妃も行かれる予定です』と発表されたときは、一同、ザワザワッとしましたよ」(宮内庁記者)
 ご欠席、ご出席と続く「夏バテ」の真相を巡り、マスコミ各社は東奔西走。
「宮内庁が批判覚悟で懐妊隠しの作戦に出たのでは」(民放テレビ局記者)
「記事に書かれると無理にその反対に出るのが宮内庁のいつものやり方。雅子妃にご無理を強いたのではないか」(宮内庁担当記者)
 東京駅の雅子妃は、髪型もショートカットで以前よりほっそりされた感はあるものの、笑顔で対応されていました。
「これでいっそうわからなくなりました。酷暑の岐阜に行かれるならば、ご懐妊隠しの可能性は打ち消されたのですが、それならばなぜ、重要な儀式の一つを『夏バテ』で欠席されたのか、説明がつかない。ことは雅子妃お一人の健康問題にとどまらない。国の象徴たる皇室の行動です。国民が納得できる説明を望みたい」


 週刊新潮2000年8月10日号

「雅子様は欠席された皇太后さまの葬儀」

「ワイド特集人生影っぷちの綱渡り雅子様「休養」で伝えられた真相」

 雅子さま(36)が皇太后さまの本葬に当る「斂葬の儀」を欠席された。宮内庁は理由を“夏バテ”と発表したが、信じ難い。スワご懐妊かと周囲が色めき立ったのも当然だった。ところが、そのわずか1週間後には高校総体にご出席。いったい何があったのか。
 
 宮内庁の古川清・東宮大夫が臨時記者会見を開き、雅子さまが、皇太后さま(香淳皇后)の葬儀に欠席されると発表したのは「斂葬の儀」前日の7月24日のことである。
 理由は「暑い日が続いており、お疲れがたまっている」というもので、要するに夏バテのためだというのだが、
「皇太后さまのご葬儀はその程度の理由で欠席できるような行事ではありません」
 と皇室記者の一人は言う。
「今回のご葬儀には、皇族方はもちろん、森首相や三権の長や、各国の駐日大使、またタイからは特別にシリントン王女まで参列して執り行われました。皇室行事としての位置付けよりも、春秋の皇霊祭や新嘗祭よりはるかに重く、たとえ少しぐらい体調が優れなくても、まず欠席は許されない極めて重要なものなのです」
 ましてや皇太子妃である雅子さまは、将来、わが国の皇后になられる立場である。
 かつて雅子さまが勤めた外務省の幹部もこう話す。
「葬儀に出席した各国の大使からも、84歳の三笠宮崇仁殿下が参列されているのに、なぜ、プリンセス・マサコは夏バテぐらいでお休みになるのか教えて欲しいと言われて困りました。しかも、その1週間後には、もうお元気になられて、岐阜の高校総体にご出席。これでは、私たちも説明の仕様がありません」
 皇室関係者が真相を語る。
「実は、葬儀の2日前の7月23日夜。ご夕餐といって、天皇ご一家が御所に集まって食事をする会がありました。雅子さまも、皇太子殿下と出席されたのですが、その時、雅子さまは、急に具合が悪くなり、殿下と一緒に途中で帰られてしまったのです。

 雅子さまは、昨年のご懐妊時の騒動後、毎月欠かさず検診を受けられているが、この時は、微熱があったという。
 いずれにせよ、皇太后さまの葬儀に欠席したのは、この出来事が直接の原因だった。
「しかし、雅子さまのご体調には、この時点で、もう一つ気掛りなことがありました」
 と皇室関係者が続ける。
「これは、申し上げにくいのですが、どうやら、雅子さまはこの時、もしかしたら“ご懐妊”かも知れないと思われる状況にあったのです。つまり女性としての、月のご体調の変化がその可能性を示していた。それで、万が一にも、と大事を取って、朝から晩まで屋外で過ごさなければならないご葬儀には欠席し、とりあえず、ご休養をとっていただくことにしたのです」
 もっとも、古川東宮大夫がそれを“夏バテ”と発表したのは余りにもお粗末だった。
「おそらく、宮内庁は昨年暮のような事態は絶対に招いてはいけないと、必死になっていたのでしょうが、それにしても、もう少し他に言いようがなかったのかと思います」
 とは、ある皇室記者。
「24日の緊急会見では、当然記者から“ご懐妊では?”という質問が出ましたが、それに対しては“全くない。想像を逞しくしないで欲しい”と言いながら、28日の定例会見では“今後の行事には、皇太子殿下お一人で出席することになるかもしれない”などと思わせぶりなことを言っていた。
 が、結論から言えば、やはりご懐妊はなかったようだ。
 先の皇室関係者が言う。
「それがハッキリしたので高校総体にも出席されたということです。ただ、雅子さまがここへきて、相当な重圧を感じておられることは間違いない。宮内庁も、その辺りをもう少し考慮して差し上げないと、本当にお気の毒ですよ」


 後に、この件は「斂葬の儀」についての打ち合わせ中、皇后陛下が雅子妃にアドバイスした事について、雅子妃はそれを「叱責」と受け取り、仕返しでドタキャンしたことがわかりました。

いわゆる「中二病」というやつで、出来ないくせに出来る出来ると自己評価が高い人程、ちょっと注意されるとプライドが傷ついて落ち込んで「もうやらない」になるんですよね。

けれど、皇后も宮内庁もそれを許したことでモラルハザードは起きてしまったし、甘やかしがすでに始まっていて。力関係が揺らいでしまったんですよね。

皇后が「いいところだけ見せたい」と思ったばかりに、嫁に何も言えなかったこと。皇太后の葬儀より皇后の面子が大事だったこと。それがとても大きな問題です。


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