エドワーズさんがやってきた
長い間、何度も「大草原の小さな家」を見ていれば、好みの話と話にわけられると思います。
「エドワーズさんがやって来た」はあまり好きな話ではないので、記憶があいまいなのですが
確か、父さんが街で、酔っ払って喧嘩しているエドワーズさんを見つけてウォルナットグローブに連れてくるという話です。
エドワーズさんはこの後、何とかアルコールに逃げる話が出てきます。ものすごく弱い人間で、だけど掛値なしのいい人ぶりが人気だったんじゃないでしょうか。
特にエドワーズさんはローラと仲良し、その影響を強く受けるのでいつも母さんは心配してます。
だってこの頃のエドワーズさんは信仰心もないし、酒が大好きだし、おまけに唾を飛ばすのが得意と来ていますので。
ところで、ウォルナットグローブには一つだけ郵便局があって、そこを切りもりしているのはグレースでした。多分母さんとそうは変わらない年齢なのだと思います。ゆえに当時としてはオールドミスの類ですよね。
仕事は有能、でもどういうわけか男性と縁がない。だから父さんと母さんはエドワーズとグレースをくっつけようとするんです。
私がわからないのはここ。
何で酒飲みで清潔感にかけている男性をわざわざ几帳面で有能な女性にくっつけようとするのか?
どうやらエドワーズさんには結婚歴あり。そして奥さんと子供を病気で亡くしているんですよね。だからことあるごとに酒に逃げてすぐに喧嘩をする。そんなエドワーズさんをほっとけなくて父さんは製材所の仕事を紹介し、納屋に住まわせるのですが。
そしてグレースにも興味津々になて、自分あての手紙をわざわざ一駅向こうから出すんです。グレースはすっかり「あの人に何でこんなに手紙が来るの?」と興味を抱く。
でも実はエドワーズさんは字が書けないし読めないんです。全部ローラに代筆させていたんですよね。
でもグレースは教養のある女性。二人の恋の行方やいかに?
エドワーズさんの人生は波乱万丈。運勢的にはきっと「身近な人を亡くす」運命なのかもしれませんよね。