うちの子供達も含めてお花畑とかノンポリとか、「私には関係ない」派の言い分は本当に情けなくなります。
そりゃ共産主義・社会主義の恐ろしさを知らないからだよね。何でも平等、何でも同じでないといけない。そんな考え方の方が怖いって事に早く気付いてほしいです。
思えば「男女共同参画社会」とか言い出し、女性を男性化することで、互いに協力し合うどころか対立と女性への負担が増え結果的に婚姻率と少子化を招いたあたりから、日本は左にしっかり舵を取り始めました。
アメリカでは過去の「黒人差別」はどこへやら・・・何でも人種差別に結び付けて「差別された」と怒る黒人に白人は対抗できずにいます。イギリスのヘンリー王子もメーガンに洗脳されちゃったのかおかしな事言い出すし。
大昔、「男達の旅路」というドラマがありました。山田太一脚本で、その中に「車輪の一歩」というドラマがあったのですが、車椅子である為に外に一歩も出ることが出来ない、社会から疎外されていると感じている障害者の悲しみを描いていました。
あの時の斉藤洋介の名演技に泣いたものです。どんなシーンかというと、車椅子の斉藤洋介が親に「おれ、トルコ風呂(ソープランド)行きたい」っていうんです。母はびっくり、父は「わかった」と言って金を持たせ、背広も着せて送り出します。
しかし、彼は店の前で店員にお断りを入れられます。店が地下にあるから車椅子は運べない、もし何かあったら店の責任になるからという理由です。
失意の彼は家に帰って「どうだった?」と聞く親に「すごく楽しかった」と答え、笑いながら泣くんです。
京本政樹が演じた車椅子の美少年は、内気でアパートの1室にこもっている車椅子の少女に恋をして外に連れ出すのですが、彼女のトイレが間に合わず・・・そしてまたひきこもってしまった。
それら車椅子の人達が集団で鶴田浩二や水谷豊などがお勤めの警備会社の前に陣取るという話。
「障害者は迷惑をかけてはいけない」という車椅子の人達に鶴田浩二は「もっと迷惑をかければいいと思う。いや、それぐらいの主張をしてもいいということだ」と説得するんです。
そこで引っ込み思案の少女は駅の階段の下で思い切って「誰か、私を上に上げて下さい」と言います。最初は小さな声だったけどだんだん大きくなって、やがて気づいた男性らが車椅子を運んでくれるという結末でした。
当時は、電動車椅子なんかなかったし、パソコンも携帯もなかったから障害者にとってとても生きづらい世の中だったかもしれません。
でも21世紀の今、盲人用のラインや音で信号を知らせる、パソコンや携帯の発達、車椅子そのものの発達で、今まで出来なかった事も出来るような世の中になりました。パラリンピックも盛んです。
今や、車椅子だからってしょげてる場合じゃないよ。仕事出来るよ、結婚も出来るし、子供だって持てる・・そんな時代です。
そんな時代だから、れいわ新選組から重度障碍者の2人が運よく当選して、慌てて国会を税金でバリアフリーにしたわけです。それもこれも「差別」と言われたくないから。
バリアフリーにしただけでなく電源も入れられるようになったし、介助費用は参議院で持つことになりました。改修費用は70万円。これをたった70万と見るべきか、70万もかけてとみるべきか。
それなのに 木村さん、あなた登院しないんですって?
参議院が介助費用を出す事に不満だって?国が負担すべきだ!って事なんですよね。
でもどっちも税金に他ならないわけ。
法整備出来ないから、とりあえず参議院で持つ。これは温情だと思うし「差別」と言われない為の措置でしょう。
なのに、それを飛び越して「今すぐ国が負担しろ」っていうわけよね。
あのね・・・重度心身障害者の定義の一つにと「就労出来ない」ことだと思うんですよ。だって誰かの介助がなければ動く事も食べることも排泄も出来ない。
自分の事を自分で出来ないから「多分働けないでしょう」と見ているわけ。
自宅にいることを条件に公費負担の重度訪問介護があるわけ。お金をとっていたら生活が成り立たないからです。
なのにこれを「差別」というのですが。
「重度障害者だって働けるんだから、公費の重度訪問介護は外で働いても無料にしろ」っていうのは暴言じゃないのですか?
「だってそうしないと生きていけないんだから当然じゃない」っておっしゃるんですよね。だけど、参議院が負担することからしてどうかと思っている国民も多い中で抗議の「登院しません」では、最初から国会議員として働くつもりはないけど身分とお金は欲しいと言っているようなものです。
議員報酬を貰うのだから、健常者なみの税金を払ってから、要求をするべきでは?
訪問介護の人だっていくら仕事とはいえ国会にしょっちゅう付き添うのは心理的な負担もあるのではないかと思います。回りの視線もあるし、きちんと「伝えられるのか」という責任の重さもあるんですから。
「〇〇の代表」などとは、役割も責任も違う。畑が違うんです。
有権者からの陳情を受けるどころか自分が陳情してどうする。不平不満ばかり言って働かないのはどこぞの皇后と一緒です。脳性麻痺だろうがALSだろうが、しっかり自分の力で登院し国会で答弁し、有権者の意見を伝えること。体力的に無理ーーとか体がーーとか言ってられない。
「私は重度障害者」と、都合のいい時だけ振りかざすのかと言われますよ。
それ、わかってる?山本太郎よ。山本太郎のそういうずる賢く人を利用する所が心底許せない。何か言えば「差別!障害者がゆったりと暮らす社会じゃない」と怒鳴り散らしてデモやるのかい?
健常者差別だよ。そんなの。
「好きで重度障害者になったわけではない」
「あなたに私の気持ちがわかるわけない。だってあなたは健常者」
「重度障害者への偏見と差別はいつまで続くのか」
といい続けるだろうなあ・・・・・ 「私は可哀想なんだから面倒みろ」っていう理論は甘えすぎです。誰も国会議員になってくれと頼んだわけじゃないもの。
山本太郎の信者に頼めばよろしいわ。恐ろしいカルト政党。
ちなみに舩後氏:「自分の姿を見て障害者に必要な支援は何か考えてもらいたい」これが国会議員のいうセリフかな。
木村氏:「私たちは手厚い保護をずっと受け続けたいわけではなくて、自分の力で自分のできる範囲で 生きていきたい」
だからバリアフリーにしたし、介助費用は参議院が出すって言ってるじゃない。
それに出来る範囲で生きて行きたいなら、バリアフリーに70万もかけさせる必要はなかった。登院せずスカイプ参加でもよかったのでは
「制度が作られないと、多くの働きたい障害者の人たちが困る。仕事をしたいことを保障してほしい思いは、いけないことなのかな」
公費負担の介護を受けて仕事をする・・っていうのは変じゃない?まず、何が出来るか?でしょう?自己負担で何が出来るかわからないけど、生活保護受けている人だって働いたらその分差し引かれるんだし。