>くまのすけさま
ごめんなさーーい 「都ホテル」が正しいです。八条口の。
超おすすめホテルです。
ソファの前にはテレビ。ベッドの前にはテレビ。そしてバスとトイレが別。
広いです。
そして私と姫ちゃんはホテルのレストランを予約して7000円の飲み放題コースを選びました。
お料理は
とにかくお腹一杯になるし、美味しいし。支配人の作るカクテルが絶品でした。
思えば西洋料理のフルコースというのは料理と共にお喋りを楽しむ場でもあるんですよね。
「お任せいただければお客様に合ったカクテルをおつくりします」と言われた時に、「お願いします」と素直に言えるかどうか。そして出来上がった素晴らしいカクテルを前に、どんな言葉を発することが出来るか・・・というのが社交の原点なんでしょう。
「おいしいね」だけではなく、「色合いが自分のイメージにぴったり」「これは・・ワインベースかしら?」などと話題を振りつつ、「実は名前がついていないのでぜひつけて頂きたい」まで来たら「れいわの暁」というのはいかが?とかね。
日頃はそれこそ「私達はド庶民でとてもとても・・」と思っていても、この日だけは奥様とお嬢様風になれたということです。O・ヘンリーの小説にもこんな話があったかなと。
こういうこと、多分、あの皇后には出来ないんだろうなあと思います。
気の利いたおしゃべりと、そのおしゃべりをやめるタイミングがとても難しいのだと実感いたしました。その点、支配人はお見事でした。
私がお手洗いに行きたいというと、「ではお料理は一時ストップいたしますね」と言ってくれました。姫がお手洗いに行っている間、若いボーイがデザートを持ってきたのですが、これは支配人にしっかり叱られておりましたっけね。
私達の回りには外国人ばかりで、仕事や観光で来ている人が多く、純粋に食事を楽しみに来たという人は少なかったかもしれません。レストランに入った時間も比較的早かったから、細やかにサービスして頂けたのかも。
そしてこのような経験は娘にとってとてもよいものだったと思っています。
実は私、最初にフルコースを食べたのは小学6年生の時だったんですね。
母が女学校の同窓会全国大会を成功させ、そのメンバーと一緒に仙台プラザホテルでお食事会をすることになり、それに「来る?」って言われたんです。
「完璧な洋食だからきちんとナイフとフォークを使えないとだめよ」って言われて「出来る」って言っちゃったんです。
大人に混じって子供が一人、今考えれば私の母は何を考えていたのかと思うけど、その時の風景はまさに午餐会というべきもので、両脇の方のお話を聞いたりしながら、こちらは必死にナイフとフォークを操っていたわけです。
その後は何度かそんな席に出ることもありましたけど、我が家の姫にとっては高校の修学旅行で「マナーを学ぶ」お勉強以来のこと。
緊張しつつも、非常に楽しく濃厚な時間を過ごすことが出来ました。
(そうはいっても、一日動き回った疲れで部屋に入ってからはダウンしちゃって、その後の宝塚ではせっかくフェリエの公演ランチを食べたのに、かなり無理してしまった私。結果的に最後まであっさり感のある食事とOS-1がお友達になってしまいました)
フェリエのランチ
公演ドリンク
くすのき
くすのきは和食でしたし最終日だったので食欲も戻り、食べることが出来たんですけどね。
おいしかったです。次回は・・・(次回があるかはわかりませんが)
アイスクリームも食べました。左側の紫は「すみれ」なんですけど、姫いわく「すみれの花の味がする」と言って驚いていました。私も一口貰いましたけどまさに花を食べてる感じ。私は虫さんになったのかしら?と。
これも東京に帰る直前だったので大夫体調がよくなっていた頃。
いやいや、それにしても私にとって関西は必ず何かあるよなーーと。