やっぱりこの話は別枠でしないとだめよねーー
我が家の姫は本日、「モンテ・クリスト伯」を観劇です。
それゆえに昨日は大騒ぎで見ておりました。
TAKE FIVE
まず、宝塚の話に入る前に。
浮浪者のおばあちゃんが元学芸員で、ヅカのプロデューサーの父親と一緒に学芸員をしていた?
で、ダ・ヴィンチの「ルクレツィア」を見た時に感動のあまり模写し、それを美術館に展示しちゃった。
この時点で学芸員としてあり得ないけど、芸術家としてのタブーを犯した事になりますよね。
で、すり替えちゃった偽物の「ルクレツィア」が原因で刑事さんのパパが殺された?
重要なのは本物じゃなくて偽物?
何だか、起きれてものが言えないというかなんというか
名画のすり替えなんて国際的犯罪よ?それを簡単にやってのけて20年後に「すまなかった。私が悪かったよ」
で笑って終わらせる事ですか
おいおい・・・ もう信じられないという思いでしたわ。
せめて日本の画伯とか浮世絵ならまあ・・・あるかもって思えるけど世界的名画だもんね。
で・・何?その本物をジェンヌ達のチーム5は自分達のパネルに張り付けてファンにプレゼントしちゃったと。
大切なのは偽物だからという理由で。
正義達がプランBで抽選番号を操作したからいいようなものの、そうでなかったら名画は永遠に
どこへ行ったの?状態?何十年後か何百年後かにパネルの裏から出てきて
「ご先祖は泥棒だったのか?」とあらぬ疑いをかけられちゃうわよっ
この脚本書いた人、視聴率悪すぎて何が何だかわからなくなったのね。その上に
「宝塚を宣伝しろ」と命令が来て、もうどうでもいいやーー 状態になったのかも。
だってさ・・・・・
チーム5の面々。公演中やお稽古のあいまに泥棒さんやってたなんて、体力ありすぎっ。
しかもあんな目立つ風体で。
柚希礼音はすっかりダニー・オーシャンになりきってるし。
ああ・・・宝塚を知らない人の為にちょっと説明。
ど真ん中で黄色い髪、一番セリフが多かったのが柚希礼音。あの中ではトップ・オブ・ザトップ。
黒い髪で異常に体が細くピンヒールはいていたのが凰稀かなめ。
で、次が龍真咲。細い目の紅ゆずるは星組2番手。その下の一番テレビ映りがよかったのが明日海りお。
宝塚という所は何でも学年順の序列が大事。
それこそ僭越な事をやると「順番が違うのではありませんか」と叱られるわけ。
だから多分そこを考慮してセリフの順番も学年順、扱いもそう。
ゆえに一番可愛らしくてテレビ映りがよかった明日海にセリフがほとんどなかったわけです
とはいえ、明日海のふくれっ面は可愛らしかったぞっ
我が家の姫はいつの間にか明日海も好きになってて「みりおのセリフが・・・ないーー」と不満たらたら。
私はただただ「礼音がかっこいい」ってこれしかなかったけど。
かなめちゃんが異常に細くて・・・とにかく細くてですね。で、ピンヒールなんかはいてて、心配になるなじゃん。
確かに舞台を見た時「また痩せた」って思ったけど、柚希と並ぶと柚希が太って見える。
でも正常な太さなのは柚希の方なのよーー
あの仮面は・・・・
黒くて羽飾りがついた・・・ヅカ的には地味な仮面。あれはもしかして小道具さんの手作りとか?
自分で作ったとか?「スカピン」の使い回しか?みたいな?
いやいや、かなめちゃんに投げキスされてしおらしくなる犬。こいつーー
観客が楽屋に迷い込むってありえる?
うーん。舞台脇に扉があって「関係者以外立ち入り禁止」とあるから、間違えて入り込むっていうのは
まずありえないような気がします。宝塚の楽屋口は正面脇に警備室と一緒になってあるし、
男子禁制の部分も多いから、プロデューサーがあんなにへらへら歩くかな?とも思う。
楽屋の廊下って本当はどこだったんでしょうね?
楽屋に飾られていた沢山の胡蝶蘭。歌劇団もテレビ局も頑張ったわね。あれだけ揃えるなんて。
7鉢?8鉢?
予算的にはそうでもないのかしら?
そういえば、舞台と客席は別の場所?
柚希は下級生を呼びつけにしてる?
「宙組みたけど、かっこよかったよ凰稀」
「ありがとうございます」
「かっこよさなら星組も負けてはいませんよ。ねえ柚希さん」
「今度、月組も見に来て下さい。約束ですよ」
もう笑うしかないっ 今時テレビで「負けてはいませんよ。ねえ」なんてセリフがある?
そもそも、柚希がよびつけにしてるかなあ。下級生が「柚希さん」なんていうか?
それを言うなら
「宙組みたけど、めちゃかっこよかったやん。かなめ」
「ありがとう」
「かっこよさなら星組も負けていまへんでえ。なあ、ちえさん」
「今度、うち、ミーマイやるんですけどーー見に来て頂けませんか?ねえ、ちえさん」
「あ、みるみる」
みたいな?
五十嵐さん、「今日もモンテクリスト伯とてもいい舞台でした」って・・・ショーもやってるんだけど。
ごめんねーここらへんの芝居、まるっきり舞台そのもので。
なんせ舞台そだちやから。許したってな。
面白いセリフの数々
龍「大丈夫です。はったりですよ五十嵐さん」
明日海「柚希さんの勘的中ですね」
ここらへんも芝居がかってるけど、紅の「敵を騙すにはまず味方からってやつですよ」にはまいった。
私達は違和感なくきけるけど、男役とはいえ女性がこのセリフ、それも普通にしゃべっちゃって・・・・
階段を柚希が一人で降りて登場ってのも、何だかもうもうもう!かっこいいわ。
玄関先にいた筈が、突如舞台上に場面が変っちゃって。
正義 「舞台の方も好評のようですね」
柚希「おかげさまで。宝塚は来年100周年を迎えます。お客様にさらに
愛して頂ける舞台をお届けするつもりです」
背中がかゆいなんてもんじゃなくて落ち着かなくなって立ち上がれなくなってしまいました。
ここで宝塚の宣伝を入れるとは。
稲垣「個人的にはファンになりましたよ」(SMA×SMAに出るかなあ)
凰稀「とはいえサインが欲しいわけでもなさそうですね」
・・・・いや・・ほんと・・・舞台のセリフをテレビにのっけるとこんなに笑えるのね。
追い打ちをかける龍のセリフ
「五十嵐アツシご存知ですか?(いえ・・)ならこの話はここまで。おそらく、あなたは、あの絵の秘密を
知らされて、いないのでは?」
この「ならこの話はここまで」とその後の切り方が何とも言えない。まさきちーーわざとらしすぎるよーー
米沢さん・・じゃない、六角さんのセリフ。
「どんだけ豪華なメンバーに囲まれたかわかってるのか?」に即反応する私と姫。
「そうだっ!その通りだっ!ありがたいと思え!」
凰稀「私達は愛ある盗みしかしないので」は非常にかっこいいセリフでした。
トークショーでいきなりみんな立ち上がってるけど、ヅカファンはそんな事しませんよーー
おまけに握手会?トークショーで?まあ、素敵。今後はやってね歌劇団さま。
何だか宝塚とAKBとジャニーズをごちゃごちゃにされたような?
唐沢&柚希・・・一体いつまで手を握り合ってるのーー?しかも柚希に上目使いまで見つめられて。
この明かりが消える寸前の柚希の表情は最高でした。
そして紅と明日海はいじけた顔かなあ。
要するに紅と明日海ってお姉さん達に叱られキャラなのね。
「明日海、紅、戻っておいで」
このセリフに何だかしらないけどシビレたわ
「さゆみ、みりお戻っておいで」ならもっとよかったんだけど。
楽屋からわざわざ正面の階段に?
唐沢寿明と松雪泰子が劇場の正面の階段両端にたってセリフを言ってるシーンでは爆笑しました。
何もわざわざポスターを挟んでしゃべらなくても(笑)
そもそも楽屋からわざわざあそこまで出てきてしゃべってるの?次の公演あるし。観客は全員出されちゃうよ。
私服は全部ほんとの私服?
5人が5人とも髪の色が違うーーって細かい事に驚いたりして?
うちの旦那は柚希の髪の色を見て「ジュニアみたいだ」といい、そう言われてみれば髪型もあんな風だなあと
思ってみたり。赤っぽい明日海と黒いかなめちゃん。かなめちゃんは黒より金髪・・っていうか銀髪が似合うよね。
で、私服にも注目。
かなめちゃんのマフラーは私物?あのピンヒールも?明日海の私服はどこかでみた事あるような?
公演後とかお稽古後、そのまんまの恰好で出てきた感じ?
白の衣装も、とりあえず白で揃えたけど柚希のアイボリーの上着とか、何だか色味と素材が
みんなばらばらって感じでした。
泥棒さんの時には黒で見事に統一感があったのにね。
出血大サービスの歌劇団
なんせ、現在公演中の「モンテ・クリスト伯」の映像を入れるわ、それぞれの最新映像だよ?
OGとか、歌劇団時代の映像っていつも同じよね?時々は別な作品をみせろよーーというくらい。
劇場まで提供して、架空のトークショーまで。
何が何でも100周年は成功させないとっていう気概だけは感じました。
5人の印象は。
柚希はさすがに最上級生として、貫禄があったし凰稀は全く違う雰囲気で対等に渡り合ってた印象。
紅と明日海は「可愛い下級生」に徹していました。
ただ一人。龍真咲だけが・・・・うーん。何だろ。浮いてた・・・・・
何でかわかりません。ただの好き嫌いだとわりきって下さいな。