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八重の桜・半沢直樹・いねむり先生

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 「日本人なら知っておきたい「東宮家」の真実」って、そんなにまずいもの?

あれ、まだ見出ししか書いてないのに荒らしが来る来る。

じゃあ、本文を書き始めたらどんな風になっちゃうの

でも、「真実」は真実であり、中傷でも悪口でもない。批判・・・というのとも違う。

でしょう?

真実を知られると困るの?それってどんな真実?ヤフーオー・・・?

まずい事がないなら堂々と「次世代の天皇・皇后」として振る舞っていたらいいし

回りの方々もあれこれ画策せずに黙ってついていけばいい。

本当の「日本人」の心が全て離れていっても痛くもかゆくもないのでしょう?

二人の心はかの国に「ゆかり」を感じ、

「リベラル」「グローバル」「セレブリティ」で繋がっているのですから。

 八重の桜 

このドラマが昭和40年代あたりに書かれたものだったら、新島襄の「西洋礼賛」も

理解できたし、共感出来たと思います。

きっと襄と八重夫婦が進歩的で対等で「私も結婚したら夫を名前で呼んでみたい」と

思ったかもしれないなあ。

なんせ、私は「大草原の小さな家」が大好きで、インガルス夫妻が互いを

「チャールズ」「キャロライン」と呼び合うのが大好きで憧れて。

って世代だからなあ。

でも、21世紀の今、襄がやたら「様式トイレは素晴らしい」とか「ベッドは最高」とか

言っても説得力がない。何だか世間知らずの人がわけもわからず西洋がいい、

日本のものはダメと決めつけているような印象があって。

 

着物に帽子・・・あれじゃあ鵺と呼ばれても仕方ないけど、あの熊本バンドの

人達のメンタリティってまるでいじめっ子じゃないですか?

襄は目の前で妻が「鵺」と呼ばれた事に対して何のリアクションもしない。

言われっぱなし。

八重だから「はあ?ぬえ?」で済んだけど、人によってはトラウマになる暴言。

それから、聖書の教えや学力をたてに文句ばかり言う学生たちに襄が泣く

シーン。これはおかしいです

何であんなにめそめそ泣かせたの?

徳富君に「泣ける先生はかっこいい」と言わせる為?

でも、ここは男らしくびしっと「ならぬものはならぬ」で押し通すのが筋では?

八重だってそう言ってたんじゃ?

叱りつける事では何も解決にならないという気持ちを込めて、襄は学生の

やりたいようにいいたい放題させ、八重はもくもくと着物を縫い・・なのかも

しれないけど、だったら八重がなぎなたで「かかってこい」と言った方が

早い解決になったかもね。

それと、「国の役に立つ人材というのは、国家の為じゃなくて人に役立つ

という事」みたいなリベラル発言があったけど。

襄さん、本当にそんな事言ったんでしょうか?さすがアメリカナイズというべきか。

ちょっともやもや。

 

 半沢直樹 

冒頭から完璧に時代劇と歌舞伎を同時に見る事ができて、嬉しいです

やっぱり舞台はいいわーーって・・・これはドラマでした。

だって、ラブリンは完璧に女形の発声と喋り方で、香川君は時代劇の悪役そのものの

顔で。森田さんも北大路さんも・・・ノリにのってやってる印象で

どこまでオーバーにやっていくんだ?と思うと、ぎりぎりの線で止める。

このメリハリがたまらないよね。

伊勢島の御曹司もまた、いい味出しちゃって。今までの中で一番いい役じゃない?

ミッチーも裏がなくてほっ。

でもっ

詰めが甘いとというか、先が見えるというか。

疎開資料が実は地下2階の機械室に・・・という時点でラブリンが見に行く事は

おおよそ予想がついたし、でも段ボールの中は違うんだろうなという事もわかる。

近藤さんのはつらつぶりは嬉しかったけど、あんな風に社長に電話させたら

大和田常務が先手を打つのは必至でしょ

勢いでみてしまうけど、ちょっと無理があるというか、見え見えなんだよーーって。

 

近藤さんの迷い・・・すごくわかる。でも約束を守るような大和田さんだと思ってる?

うちの旦那いわく「あそこまでやったら普通は半沢を裏切らないよな」と。

だけど、そもそもが小心者で家族思いだしなあ・・・・近藤さん、頼むよ。

だけど、バブル時代の人がそんなひどい事ばっかりやってたーーという印象は

バブル時代の人間として、ちょっと腹立つわーー

あの頃、みんな遊んでた印象しかないかもしれないけど、サラリーマンは

「24時間戦えますか」と言われてた時代だよ。我が家の姫が「昼は働き、夜中は

ディスコ。じゃあ、次の日は?」と聞くので

「普通に働くに決まってるじゃん。24時間戦う為にユンケルはあるんだよ」と

言ったら「信じられない。ママ達の時代の人って」と言われてしまいました。

 

まあ、当時の「いいよいいよ」系が今の不況を産んでいるといえばそうだけどね。

 

 いねむり先生 

夏目雅子という女優さんは、私達の世代にとっては女神さまのように美しく

清らかな女優さんでした。

彼女が結婚して数か月で入院。なかなか病名が明かされず、フォーカスが

病室を隠し撮りした事がありましたね 

あの時の夏目雅子のマスクして帽子かぶっての姿が目に焼き付いてしまって。

で、まもなくあっという間に亡くなり。

それ程ファンではなかったけど、「瀬戸内少年野球団」は見に行ったし。

思い出すと切なくなるし。

そういう人を現代の女優がやるという事に少なからず抵抗感があって。

波瑠でしょう?頑張ったよ。綺麗だったし。でも夏目雅子じゃないんだよね。

いっその事、彼女を出さないでくれたらよかったのに。

 

物語は昭和だよね?

しょっぱな、タクシーの後部座席のシートベルトをしめている藤原達也と西田敏行に

「そりゃ違う!」と言ってしまいました。

ネットでは麻雀振興の為のドラマなのか・・・という書き込みが目立ちましたけど

あの頃は、物書きも芸能人も学生も、何かっていうと一晩中麻雀をやってたのよ。

じゃらじゃらというパイを回す音がうるさくてねえ。

ドラマの中に出てきた自動でパイを回してくれる・・あれが出た時、みんなきっと

大喜びしたんだろうなと思ったもの。

麻雀卓の横には酒とたばこ。別に「ギャンブルがーー」とか誰も思わないでしょう。

ゆえに競輪旅行も許されるわけよね

朝からビール?って驚く人もいたかもしれないけど、サラリーマンじゃない・・・いわゆる

ヤクザもんはそういうの、当たり前で。

いい時代だったのかなと。

藤原達也・・・いつもは演技が鼻につくこともあるのですが、今回は上出来。

ちょっと若すぎる印象はあるけど、それだけに「雅子さんを愛してたんだな」と

よくわかるし、幻覚に悩むシーンは迫真でした。

ラストの泥の中で西田敏行にすがりついて泣くシーンは圧巻。

昭和生まれだけど、あらゆる意味で平成風の彼が、ここまで昭和風になりきれた事は

素晴らしいでしょう。

西田敏行は全てにおいて神。もういう事ありません。

阿部サダヲも間合いのよさに感動 もっと、喋らせて欲しかったわ。

新幹線の中のやりとりなんか爆笑しちゃったもの。

結構、いい味出してた谷原章介。 淡々としてたけど、朝からビールがよく似合い。

余貴美子さんは相変わらずドスが聞いてるし、ドスが聞いてるといえば

三下君のパパ役、宇梶さんがすっかり「元ヤクザ」っぽくてあまりにぴったりで笑った・・・

伊集院静っていうと、あまりいい印象ないんですよ。

純愛みたいに描いているけど、あの頃は「夏目雅子を翻弄した・籠絡した」と

言われたし。きっと現実の彼とは別物として見るべきなのかも。

でも、妻の死後、苦しんだんだなあ 人に恵まれて救われたんだなあと。

総じていいドラマだったけど、何度も見たいとは思いません。

 

 

 

 


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