雅子妃の20年からみおる皇室の未来
今年、オランダの即位式に出席した雅子妃に関しての海外の報道
「雅子さま「金の卵から解き放たれる」
「ストレスプリンセス 海外訪問を希望」
ハーバード大を卒業し、東大から外務官僚になり皇室入りした雅子妃への
国民の期待は大きかった。
その国民の期待は現実のものとなる。
ハーバード大は親のコネで入学
東大学士入学したものの修士課程をとれずに帰国
けれど、国民が抱く雅子妃のイメージはいまだにレポートのようなものであるという事
各国のVIPをも通訳を介さずに話される姿、そして中東文化にも詳しく、二度にわたる
中東各国を回られる姿に国民は胸を躍らせた。
皇族は間違った言葉を使ってはいけない為、語学に堪能であっても通訳を介するという
伝統がある。ほんのちょっとした訳のミスが国際問題になる恐れがあるから。
にも関わらず、通訳を介さず延々と話した事で何等かの問題が生じた可能性はある。
中東に詳しいわりには「褒めてはいけない」習慣を無視し、馬を褒めた為に「おねだりした」
事になり、馬を贈られる羽目になったり、二度目は阪神大震災の直後であるにも関わらず
にこやかに訪問した事には触れられていない。
しかし、これ以降、外国訪問はとだえてしまう。
ベルギーの結婚式に行った事はなかった事?
2002年12月5日の記者会見
「外国訪問が難しい・・・」この言葉を宮内庁記者は
「幼い頃から、また外交官として社会に出られてからも
外国に行くというのは日常的な事だった雅子さまに
とって国際親善の場というのは非常に大事に考えていらしたと思います。
その一方で皇位継承者となるお子様の誕生を優先する形でご出産までの間、外国訪問が
実現しなかった。そういう国際親善に寄せる思いと現実とのギャップは非常に大きくて
そのギャップに雅子様も非常に深く悩まれていたのではないかと思います」
雅子妃は外交官ではなく、外務省の1官僚であったにすぎない事が抜けている。
「国際親善」というのは外国に行かないと出来ないものではないという視点が抜けている。
「皇室」というのは「国際親善」をするのが主な仕事ではない・・・それを知らなかった事が抜けている。
では「皇室」とは何か?
前述したように「伝統」「日本人の大元」である事の象徴であるなら、まず日本人としてのDNAを
残す事が最大の仕事なのです。
男系男子のみで繋がれた歴代天皇の存在は、理屈ではなくその事に意義がある。
男系男子を産む事が国際親善より上である事は当たり前の事。
しかし、一方で妃が産む必要はなかった。秋篠宮妃でもよかった。
けれど皇太子夫妻は、自分達に子供が出来ないが為に弟一家にも産児制限をかけた。
つまり、自らのDNAを滅ぼそうという行為に出たのです。
雅子さまは全てがご出産優先だった苦しみを「外国訪問が難しい」という
言葉で表されたのだ。
「出産優先」である事と「外国訪問」がなぜ繋がるのかわからない。全く関係ないのでは?
出産優先であるので外出禁止にされたーとか、常にSEXを強要されたとかならわかるが。
だからこそ結婚から8年、愛子様をご出産されたあとの会見では・・・・
「生まれてきてありがとう」会見
やっと授かった子供の誕生を涙ながらに語られている。
作・友納ではないか?と思う程仰々しいナレーションに驚きました。
はたして、雅子様の苦しみは終わらなかった。
現在の法律では天皇になるのは男系男子と決まっている。
そこで「次のお子様は是が非でも男の子を」という声が上がったのだ。
その声を雅子さまはどんな思いで聞いておられたのか。
どこからそんな声が?
宮内庁長官は「皇太子家に第2子を秋篠宮家に第3子を」と言っただけです。
自分で産めないなら弟夫妻に任せればよかったのに、産児制限をかけた。
その上で「どんな思いで聞いておられたのか」と言われても・・・・・
努力せずに結果が出ない事に傷ついてもそれは自己責任ではないかと。
一般庶民でも世界的に見ても「子どもの誕生」程、目出度いものはない。
なぜなら人間の本能として子孫を残す事が必要であるとインプットされているからでしょう。
ゆえに「第2子第3子」を望まれて、それが「無礼だ失礼だ」という感覚に陥る事が
おかしいのです。
ここからは私の想像ですが、愛子内親王は本来「男子」として生まれてくるはずだったのでは
ないかと思います。
しかし、結果として生まれたのは女児だった。その時点で「不妊治療・男女産み分け」に
正確性がないと判断し、出産を止めてしまったのではないかと。
2004年5月10日。愛子様ご出産から3年。今度は皇太子さまが
苦しい胸のうちをあかされた。
「人格否定発言」
いわゆる「雅子のキャリアや人格を否定する動きがあった事は事実です」と言ったセリフの
どこが「苦しい胸のうち」なのか。
むしろ、意味不明に第三者を責め立てる言葉を投げる皇太子とは何者なのかと言いたくなります。
全ての原点はここかもしれないと思います。
「雅子のキャリアや人格」 → ハーバード大での成績がいい優秀な人間
好き嫌いをはっきりいう性格
「自己肯定」にのみ頼る性格
を否定した人物がいる。それは誰だったのか?という事。
そして原因を「世継ぎのプレッシャー」とした事で、「世継ぎを産めと強要された」と言いました。
皇太子の考えとすれば「世継ぎの誕生より、ハーバード大卒で語学堪能で中東に詳しく
外交をやりたいと言っている嫁を貰った自分」を評価せよと言っているのです。
それから2か月。宮内庁は雅子様の病名を「適応障害」と発表する。
いきなりの「病気」宣言に驚きました。
適応障害・・・それは「はっきりとわかる強いストレスの為に不安・抑うつ・不眠などの
症状が見られ、社会生活に支障をきたす病。
この頃から雅子様が国民の前に姿をお見せになる事は極端に減っていく。
折をみて出られた行事にも、その顔に笑みはなく、まるで人目を避けるようにカメラの前を
通りすぎて行かれた。
「適応障害」という病名は医師団と雅子妃の造語であるという事実が抜けている。
ストレスの原因が「世継ぎを産めない事」だったとすれば、皇太子妃を辞めればよかっただけ。
あるいは(しつこいけど)弟夫妻に委ねればよかっただけです。
公務は嫌だけどディズニーランドへは行ける。フレンチレストランで3時間も4時間も食べ続けられる。
那須御用邸で大規模なお遊びは出来る・・・という事には一切触れられていない。
平等で正確な報道をするなら、ディズニーランドでにこやかにお手ふりする皇太子一家を
映しだして
「雅子様はレジャーと静養に励まれた」とするべきでした。